2021年も巨人が前橋にやってくる！　2021年7月6日 巨人-中日　敷島公園野球場

入場口では、チケットのバーコード読み取りと、「来場者情報記入券」というサブチケットの回収があります。

従来のようにチケットの半券をもぎることはありません。

チケットホルダーに入れておけば、食べ物やドリンクで両手がふさがっていても、スムーズに入場することができます。

※「来場者情報記入券」とは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者から感染者が発生した際に、保健所、その他関係省庁などに情報提供をするためのものです。詳しくはお手元の「来場者情報記入券」をご覧ください。

入場の際には、上記イメージのような「来場者情報記入券」を提出します。

当日、入場口で記入することも可能ですが、混雑が予想されます。

あらかじめ記入しておくことをオススメします。

詳しくは、群馬ジャイアンツ戦特設サイトでご確認ください！

2021年7月6日（火）に、前橋敷島公園野球場で巨人-中日のカードが予定発表されました。

カード頭の試合なので、エース級投手の投げ合いが見られる可能性が高いです。

実際、2020年シーズンのエース菅野投手は全20登板中13試合で、カード頭の火曜日に先発しています。

熱い試合が期待できますね。

「熱い試合」といえば、開催時期が7月なので気温も高くなるかもしれません。

屋外球場のため、気温や天気の影響が大きいです。

参考までに、過去5年の前橋市の7月6日の気温と天気を見てみましょう。

2018年は降水量20mmの土砂降りでした。

数少ない地方開催の試合、多少の雨なら中止にすることはないと思いますが、雨が降っていると選手の怪我も心配ですし、見る側も見にくいですよね。

当日は雨が降らないことを祈りましょう。

晴れると気温は日中で30℃を超えることも多いです。

観戦に行く方は当日の天気予報をチェックし、雨天対策や熱中症対策をして行きましょう。

ここ10年ほどの間で、敷島公園野球場では2011、2013、2014、2017、2018、2019年に巨人戦が開催されてきました。

2020年のプロ野球は、度重なる調整や変則日程の影響で地方球場の開催はほとんどなく、敷島公園野球場でも試合は行われていません。

1番最近敷島公園野球場で行われた、2019年9月4日の巨人-中日戦を振り返ってみましょう。

スタメン

天気が優れず、雨が降る中で迎えた巨人-中日戦。

1回表をエース菅野選手が3者凡退に抑えると、裏の攻撃では坂本選手が中日・小笠原投手から右翼への先制ソロホームランを放ちます。

いい流れかと思いきや、2回に菅野選手が突如乱調。

一気に4失点をくらい、菅野投手は2回で降板します。

2番手宮國選手がマウンドに登りますが、4回に適時打を打たれて2失点と点差が広がってしまい、6回表には宮國選手に変わり3番手高木選手が登板しました。

6回裏、1死二塁から丸選手が右前への適時打で1点追加し、中日は小笠原選手降板。

待望の追加点を入れてこれから！という場面でしたが、7回表に中日・福田選手にダメ押しの2ランホームランを打たれて突き放されます。

負けじと巨人も7回裏に坂本選手が、8回裏に陽選手が適時打を打って1点ずつ返しますが、追いつくことはなく最終スコアは4-8で巨人は敗北を喫しました。

2回の菅野選手の4失点が大誤算という内容です。

雨中の投球が負傷を招いたのか、翌5日に腰痛を発症したとして登録抹消されました。

この試合で当時の巨人は4連敗。

原監督は

とコメントしていました。

この試合、健大高崎出身のルーキー・山下航汰選手が、地元群馬で「凱旋出場」しました。

8回裏に代打で登場すると、プロ初安打となる右前ヒットを放ち、球場は拍手と歓声に包まれました。

山下選手は

と満面の笑み。

単純な勝敗だけでなく、群馬出身の選手の活躍も楽しみです。

前橋市の敷島公園内にあり、プロ野球以外にも群馬県高校野球ではメイン会場、BCリーグでも使用されています。

両翼、中堅の広さもプロ野球開催規格を満たす十分な広さです。

開場したのは1932年と歴史のある球場ですが、何度も大規模改修を行っており、直近では2010年に実施しています。

フルカラーLEDオーロラビジョンなどの設備、近年では設置する球場が増えてきたフィールドシートもあり、地方球場としてはなかなかの設備です。

バックネット裏～ベースくらいの範囲の内野席は1席ごとに区切られており、背もたれ付きのシートです。

屋根もかけられているので少しくらいの降雨は気になりません。

ベース後方～ポールまでの内野席、席種で言うと「内野指定席A」「内野指定席B」に当たる部分はベンチ椅子タイプで、やや簡素な作りになっています。

外野のファウルグラウンドが狭めで座席がグラウンドに近いので、内野指定席AやBでも選手を近くに感じられます。

バックネット～ベース付近の内野席（左）と、ベース後方～ポールの内野席（右）

ファウルエリアには選手とほぼ同じ目線で観戦出来るフィールドシートが設置され、選手やグラウンドを間近で見られる席です。

観客へのヘルメット貸し出しが難しい点などから前面にネットフェンスがありますが、目の前でプロのプレーを見られる臨場感は十分です。

座席案内は、各ゲートの入り口にあります。

外野席は階段状のコンクリートが座席になっていて、座って観戦することが可能です。

地方球場の外野席は椅子がない芝生席ということも多い中、座れるようになっている敷島公園野球場は設備面で力を入れていることがわかります。

外野スタンドの座席案内は、外野ゲートを入ってすぐの場所に設置されています。

写真はゲートが閉まっていて、わかりにくいですが、矢印の位置にあります。

映像も流せる大型スクリーン、設備が整った内外野席、プレーを間近で見られるフィールド席など、地方球場の中ではかなりレベルが高いです。

2021年の持ち込みルールが発表になりました。

2019年の持ち込みルールとは変更点がありますので、ご注意ください。

飲食物の持ち込みは問題ありませんが、ビンや缶など容器によっては持ち込みができません。

今までは、ビン・缶に入った飲料は、紙コップへの移し替えをお願いしていましたが、今回は紙コップの用意はありません。

また、ビン・缶の預かりサービスはありません。

野球場隣のサブグラウンドには、多くの飲食売店が出店します。

ぜひ、スタジアムグルメをお楽しみください！

球場に隣接する補助陸上競技場では、グルメ、グッズ販売、そして巨人戦恒例のジャイアンツスクエアを例年実施しています。

せっかくの生観戦、応援グッズを買えば応援に入る熱も違います。

球団グッズを買えばいい思い出の品にもなりますよね。

2019年に群馬で開催した際は、15時からジャイアンツスクエアがスタートしました。

折角の機会ですし、少し早めに現地入りして楽しみましょう。

久しぶりに巨人勝ったので、前橋での浮かれた写真でも＾＾；

ぐんまちゃんもある意味へそ出しルックではあるのだが（笑） pic.twitter.com/1GL2G9i21T

— ぐんまちゃん投票応援アカウント (@gunmachan_toa) September 7, 2019

近くの駅は群馬総社駅、前橋駅、新前橋駅ですが、結構距離があります。

Googleマップの経路案内を参考にすると、群馬総社駅からは車で10分、前橋駅からは車で14分、新前橋駅からは12分かかるようです。

徒歩だと1時間以上かかります。

アクセスの手段としては、車で移動するか無料シャトルバスの利用をおすすめします。

車で移動する場合、以下の場所に駐車場があります。

ただし、車の場合は混雑する上に、駐車場に停められる台数にも限りがあります。

可能なら公共交通機関や無料のシャトルバスを利用しましょう。

【無料シャトルバス】

敷島球場で巨人戦が開催される際、毎年無料のシャトルバスが運行します。

2019年の発着地や運行時間は以下のとおりでした。

乗り場の詳細は以下の地図をご参考にしてください。

【園内マップ】

敷島公園は敷地が広く、結構迷ってしまう方が多いです。

また、どっちが一塁側？など、入場口がどこだかわからなくなる方も結構います。

実際に観戦に行ったときは、以下の地図を参考にしてください。

球場の東側、テニスコートや陸上競技場など他のグラウンドがあるのが三塁、レフト側です。

球場の西側、利根川に近い道路の近くが一塁、ライト側です。

地方球場で行うプロ野球には、地方球場なりの魅力があります。

まずいつもと雰囲気が違う点。

プロ野球を何度も観戦している方でも、新鮮な景色で観戦できます。

球場の状態も普段使用している球場とは大きく異なります。

最近は多くの球場が人工芝ですが、地方球場はほとんどが天然芝、しかも敷島球場は内野が芝ではなくクレー舗装と、いつもと違いますね。

マウンドも東京ドームはメジャー仕様でカッチカチですが、前橋敷島球場は比較的柔らかく、投手がどのように対応するのかも見どころの一つです。

試合観戦に来る人の層も、通常の試合とは異なります。

「せっかく地元で開催するなら見てみるか」と、そんなに野球にガチじゃない人や、どちらのチームのファンでもない人が純粋に野球を楽しみに来ることも多いです。

ユニフォームを着ている人も結構少なく、外野でも座って応援する人が多いなど、野球観戦が初めての人でも楽しみやすい雰囲気です。

子供連れでも観戦しやすいので、お子さんと一緒に思い出を作りたいお父さんや、孫と一緒に野球観戦したいおじいちゃんも、地元で開催されるこの機会はチャンスです。

誰でも楽しめるのが魅力なので、ぜひ観戦を楽しんでください。

毎年恒例になりつつある敷島公園野球場での巨人戦。

2020年は実施できなかった分、全力で楽しみたいですよね。

プロ野球観戦玄人も、初めて野球観戦する方も、お子さん連れの方も、誰でも楽しめるイベントです。

観戦マナーやルールを守って、応援しましょう。